制限値と既定値
データ保持期間・行数上限・同時実行数など、運用設計で必要になる数値の一覧
運用設計・容量見積もりで必要になる数値をまとめています。ここに載っているのは現在の実装値です。
データの保持
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 計測値(センサ / AI 推論の履歴) | 7 日 | 毎日 3 時(UTC)に古いものから自動削除されます |
| AI アプリのイベント(在/不在の切り替わり・ナンバーの読み取り) | 30 日 | 同上 |
| 閉じた通知 | 30 日 | 未解消の通知は解消するまで残ります(→ 通知) |
| 録画(NVR)の保持期間 | 既定 7 日 / 設定範囲 1〜365 日 | カメラごとに設定します |
| 録画の容量ガード | 保存先の空き容量が既定 5 GB / 設定範囲 1〜1000 GB を下回ると古い録画から削除 | エッジPC ごとに設定します。保持期間の設定より優先されます |
| データの保存先 | エッジPC 本体、または増設ディスク / NAS のマウント先 | エッジPC ごとに 1 つ。絶対パスで指定します |
| 録画の保護 | 1 台のカメラで 200 区間まで。解除するまで保持期間では削除しません | 1 回に指定できる区間は 7 日まで。保存先が満杯になると保護した録画も古い順に削除します |
| 録画・静止画の保存サイズ | 既定はパススルー(カメラの映像のまま)。縮小は幅 320〜3840 px の上限で指定 | カメラごとに録画と静止画を別々に設定します。録画の縮小は H.264 で保存し、ビットレートの上限は幅 1280px で約 700kbps |
| 録画サムネイル | 15 秒ごとに 1 枚 | 再生画面のタイムライン用 |
| 撮影の録画の長さ | 3〜60 秒(画面からは 5 / 10 / 30 / 60 秒を選ぶ) | 向きごとにこの長さだけ録ります。音声は入りません |
| メディアビューワーの写真・録画(撮影・判定ルール・ナンバーの読み取りで保存したもの) | 撮ったエッジPC に保存。日数では削除しない(お客様側での準備は不要) | 録画と同じ保存先に置き、空き容量が少なくなると古いものから削除されます(保護した写真は最後)。画面から保護・削除することもできます(1 回 100 枚まで) |
| MCP のツール呼び出しと画面の閲覧の記録 | 365 日 | 引数にはお客様のデータ(拠点名など)が含まれます。詳しくは MCP サーバのセットアップ |
| メディアビューワーの ZIP 保存 | 1 回 100 枚まで | ブラウザの中で組み立てます。合計 500 MB を超えると確認が出ます |
| メディアビューワーのタイムラプス | 1 本 3,000 枚まで | ブラウザの中で作ります。横 1,280px の MP4 |
| 撮影プリセットの向き | 1 プリセットあたり 200 件まで(カメラ本体には登録しません) | 1 回の所要時間は「向きの数 × 首振りと撮影の時間」で決まります。前の回が終わっていない枠は撮らずに見送ります |
| 範囲から作る向きの数 | 1 範囲あたり 200 区画まで(横・縦それぞれ 20 まで) | プリセットの向き(手で登録した分・ほかの範囲と合わせて)200 件の上限の中で作ります |
| 撮影ログ | 30 日 | 写真 1 枚ごとの結果です。外部送信先へ送った画像はクラウドに残しません(残すには「メディアビューワーに保存する」を選ぶ) |
| 撮影ジョブ | エッジPC 1 台あたり 50 件 | スケジュールの一定間隔は 1〜1440 分、決まった時刻は 1 ジョブ 48 個まで。cron 式は 5 フィールド(分 時 日 月 曜日)で、エッジPC の時刻で判定します |
| 撮影の開始と中断 | 定刻から 5 分以内に開始 / 操作が 60 秒止んだら再開 | 中断から 1 時間経った回と次の枠が来た回は打ち切ります。手動・外部 API の依頼で 10 分撮り始められなかったものは取りやめ、15 分報告が無ければ失敗にします |
| 外部送信の再送 | 最大 10 回 / 撮影から 24 時間 | 30 秒から倍々に間隔を空けます(最大 30 分)。エッジPC に溜めるのは 500 件・1 GB まで |
| 外部送信のタイムアウト | 既定 30 秒 / 設定範囲 1〜120 秒 | 外部送信先ごとに設定します。payload は JSON で 4 KB まで |
| ゴミ箱(削除したダッシュボード・クエリ) | 30 日 | 期間中は各画面のゴミ箱から元に戻せます。期間を過ぎると自動で完全に削除されます |
| 組織への招待リンク | 7 日 | 期限が切れたら管理者が再発行します |
長期保存が必要な計測値はクエリから CSV で書き出して退避してください。
クエリ(SQL)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 実行できる SQL | SELECT または WITH で始まる単一文のみ |
| 実行時間 | 15 秒でタイムアウト |
| 画面に表示される行数 | 最大 1,000 行(超過分は切り捨て、表示に注記が出ます) |
| CSV 出力 | 最大 50,000 行 |
MCP(run_query)の行数 |
200 行で打ち切り |
一覧・集計の上限
画面と MCP に共通の上限です(括弧内は MCP のパラメータ名)。REST API の上限は下の「REST API」にあります。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 一覧の 1 ページあたり件数 | 既定 20 件 / 最大 100 件 |
| エッジPC・デバイスのメモの長さ | 最大 2,000 文字 |
| AI アプリのイベントの取得件数 | 既定 50 件 / 最大 200 件(limit) |
| 集計の遡り時間 | 最大 10,080 分(7 日) = 保持期間と同じ |
| 集計の時間幅 | 10 seconds / 1 minute / 5 minutes / 1 hour(bucket) |
AI エージェントから接続する場合は MCP 連携、既存のシステムから接続する場合は REST API を参照してください。
映像
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ライブ映像の有効無効 | カメラごとに設定(既定は有効)。無効にしても一覧の静止画・録画・AI 推論は動きます |
| ライブ映像の同時表示 | 12 台まで(ライブ映像画面) |
| ライブ映像の一覧(グリッド) | 1 秒ごとの静止画(横 320 px)。動画ではありません |
| ライブ映像の個別画面 | WebRTC(遅延 1 秒未満)。WebRTC(UDP)を通さないネットワークでは映像を表示できません |
| ライブ映像の個別画面を開いたときのストリーム | サブストリーム(設定している場合)。カメラごとにメインへ変えられ、映像の右上の「メイン」「サブ」で切り替えます |
| ライブ映像(WebRTC)の配信解像度 | カメラ側の設定どおり(変換しません)。サブストリームを設定していればその解像度 |
| ライブ映像の視聴 URL の有効期限 | 5 分(接続を始めるときにだけ使います。画面を開いたままでも期限は気にしなくてかまいません) |
| ライブ映像の 1 回の接続 | 1 時間。過ぎると自動でつなぎ直します(映像が一瞬止まることがあります)。メンバーから外した人の視聴もここで止まります |
| AI 推論に使うフレーム | 横 640 px / 1 fps(固定)。ナンバープレート読み取りだけは推論のたびに撮り直します |
| 録画の 1 回の再生範囲 | 録画ファイル 1 本(10 分) |
| 録画の 1 回の書き出し範囲 | 24 時間まで。録画の途切れと 1 時間ごとにファイルを分ける |
| 録画再生時のシーク | 録画ファイル 1 本の範囲はシークバーで移動できます(ファイルをまたぐときはタイムラインのクリック)。音声が G.711 のカメラは、エッジPC 上の録画をシークバーで動かせません |
| H.265(HEVC)カメラの録画の再生 | ブラウザが対応していればそのまま。非対応なら H.264 へ変換して 720p |
| 音声 | 新しく登録したカメラは無効。有効にした場合、G.711 は再生時に常に AAC へ変換されます。AAC の音声はライブ映像では聞けません(録画には入ります) |
| RTMP 配信の解像度 | 480p / 720p(既定) / 1080p |
| 配信の編集 | テロップ 4 個(1 個 32 文字まで)/モザイク 8 個/合計 8 個まで。適用先は RTMP 配信のみ |
低解像度スナップショット(MCP get_device_snapshot) |
横 320 px(アスペクト比は維持) |
高解像度撮影(capture_device_image の inline) |
既定 最大幅 1920 px。省略時はソース解像度 |
設置位置と向き(地図)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 緯度 | -90〜90。エッジPC とデバイスの両方に設定できます |
| 経度 | -180〜180 |
| 方位角 | 0〜359 の整数(真北から時計回り)。カメラにだけ設定できます。360 は 0 と同じ向きなので受け付けません |
| 水平画角 | 1〜360 の整数。空欄のときは地図上で 90 度として描きます |
| 未設定のデバイス | 繋がっているエッジPC の位置に表示します。エッジPC にも位置が無ければ地図に出ません |
| 地図のタイル | OpenStreetMap のデータ(国内・国外とも表示できます。地名は日本語を優先して表示します) |
| 郵便番号からの位置 | 121 か国に対応。国内は町丁目あたり(郵便番号によっては市区町村の中心)、国外は郵便番号の範囲の中心です。おおよその位置なのでピンで調整してください |
センサ・AI 推論
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 現在値の更新間隔 | 5 秒(固定。デバイスごとの設定ではありません) |
| 履歴送信間隔 | 既定 5,000 ミリ秒。デバイスごとに変更できます |
| オフライン時の計測値の退避 | 最大 10 万件。超えた分は古いものから破棄されます |
| クラウドへの 1 回の送信件数 | 最大 1,000 件 |
| 退避分の再送 | 30 秒ごと。1 回に最大 5,000 件 |
| エッジPCの状態報告 | 30 秒ごと。クラウドへ自分の状態を報告します |
| エッジPCのオンライン判定 | 最後の報告から 90 秒以内ならオンラインとみなします |
| エッジPC上のコンポーネントの状態の定期報告 | 24 時間ごと(異常の発生時・更新時・起動時は即時)。オンライン判定には使いません |
| カメラの接続判定 | 30 秒フレームが進まなければ切断とみなします |
| モデル読み込み失敗時の再試行 | 30 秒間隔で自動再試行 |
推論の閾値(threshold) |
0〜1 |
推論の間隔(intervalSeconds) |
既定 2 秒。ナンバープレート読み取りのみ既定 5 秒 |
| ナンバープレート読み取りの撮影幅 | 既定 1,280 px(320〜3,840。アスペクト比は維持) |
| ナンバープレート読み取りの重複抑制 | 写り続けている番号は記録し直しません。写らなくなって 60 秒経つと、次は別の通過として記録します |
| ナンバーのエビデンス画像 | 読み取りに使ったフレーム(撮影幅の解像度)の JPEG。エッジPC のメディアビューワーに保存し、同じフレームで読んだ番号は 1 枚にまとめます |
| AI アプリのイベントの退避 | 送れなかったイベントは最大 1 万件。超えた分は古いものから破棄されます |
| イベントに載る検出 | 1 件につき最大 20 件 |
| トリガーの「再び動かさない秒数」 | 既定 60 秒(0〜86,400) |
トリガーから撮影ジョブへ渡す payload |
4KB まで。超えるときは検出の明細を省きます |
| カスタム処理が遡れるイベント | エッジPC のメモリに直近 200 件。再起動で消えます |
イベントの待ち受け(GET /local/events) |
既定 25 秒、最大 30 秒待って空で返ります |
Modbus のスレーブアドレス(unitId) |
0〜247 |
| アナログメーターの読み取り間隔 | 下限 5,000 ミリ秒。これより短く設定しても 5 秒間隔で動きます |
| アナログメーターの撮影幅 | 既定 1,280 px(アスペクト比は維持) |
| アナログメーターのカメラ設置 | メーターの正面(傾き 10 度以内)。斜めからは読み取れません |
アナログメーターの指針角度(直近の指針角度) |
現在値のみ。履歴には残りません |
ダッシュボード
| 項目 | 値 |
|---|---|
| グリッドの列数 | 横 12 列 |
| ウィジェットのサイズ | 幅 1〜12 / 高さ 1〜24 |
| 表示期間 | 15分 / 1時間 / 6時間 / 1日 / 7日 |
| 集計 | avg / min / max / sum。スタットのみ last(最新値)も選べます |
| 同時編集 | 後から保存した側がエラーになり、画面が最新状態に更新されます |
画面の自動更新
| 画面 | 更新間隔 |
|---|---|
| デバイス一覧の状態列 | 15 秒 |
| デバイス詳細 | 5 秒 |
| エッジPC一覧の状態列 | 15 秒 |
| 稼働中のコンポーネント / エッジPC上の状態 | 30 秒 |
| 分析(グラフ・サマリー) | 15 秒 |
| ダッシュボードのウィジェット | 粒度に連動(10 seconds→10 秒 / 1 minute→30 秒 / 5 minutes→60 秒 / 1 hour→5 分) |
| エッジPC詳細のシステムメトリクス | 画面を開いている間に自動更新。グラフは最大 60 サンプル(離れるとリセット) |
アカウント
| 項目 | 値 |
|---|---|
| パスワードの長さ | 12 文字以上(以前に設定した 8〜11 文字のパスワードは、変更するまで使える) |
| パスワード再設定の URL | 有効期限 1 時間、1 回だけ使える |
| ログインの試行 | 同じ接続元から 1 分に 5 回まで |
| ロール | オーナー / 管理者 / メンバー |
| アカウントの自己登録 | できません(管理者が発行します) |
エッジPC の更新
| 項目 | 値 |
|---|---|
| メンテナンス時間帯 | 既定 03:00〜05:00(エッジPC の現地時刻) / 開始は 1 時間単位、長さは 1・2・4・8・24 時間 |
| OS の自動更新 | 既定 有効。時間帯に 1 日 1 回、セキュリティ更新を当てます |
| 自動再起動 | 既定 有効。再起動が必要な更新があるときだけ、時間帯の中で再起動します |
独自コンポーネント(Docker)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| コンテナのメモリ / CPU 上限 | 利用者が指定(既定は無制限)。指定しないとエッジPC全体に影響しうるため、必ず設定してください |
| バージョン番号 | セマンティックバージョン(例: 1.0.0)。上書き不可で、同じ番号の再登録はエラーになります |
指定できない docker run 引数 |
--privileged / ホストマウント(-v --mount)/ --device / --cap-add ほか(→ 独自コンポーネント) |
| スクリプトのファイル | 20 個・合計 512 KB まで。ランタイムは Python 3.12 / Node.js 22 で、追加のライブラリは入れられません |
| 指定できるイメージ | public ECR・Docker Hub の公開イメージ、CLI の push で送った自分の組織のイメージ。登録時の digest に固定します |
| コンテナのログ | エッジPC に残っている分だけ、管理ダッシュボードから読めます(エッジPC がオフラインの間は読めません) |
REST API
REST API(/api/v1)の上限です(括弧内はパラメータ名)。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| デバイスの一覧の 1 ページあたり件数 | 既定 50 件 / 最大 100 件(pageSize) |
| AI アプリのイベントの取得件数 | 既定 50 件 / 最大 200 件(limit) |
| 撮影ログの取得件数 | 既定 100 件 / 最大 500 件(limit) |
| 保存したクエリの実行結果 | 最大 1,000 行(超えた分は切り捨てて truncated が true になります) |
| 計測値の履歴の期間 | 省略時は直近 1 時間。まとめる幅は 10 seconds / 1 minute / 5 minutes / 1 hour(bucket。既定 1 minute) |
撮影ジョブの実行で送る payload |
JSON で 4,096 バイトまで |
API トークン
CLI・ログインできない MCP クライアント(n8n などの自動化ツール)・REST API の認証に使うトークンです。Claude のカスタムコネクタはログインして接続するので、このトークンは使いません(下記の「ログインして許可した MCP の接続」)。発行は「組織設定」→「API・MCP」の「API トークン」(組織のオーナー・管理者のみ)。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 有効期限 | 90 日 / 180 日 / 365 日 / 無期限 から選択(既定は 90 日)。365 日を超える期限は設定できません |
| スコープ | コンポーネント参照 / コンポーネント登録 / デプロイ(CLI 向け)、MCP(参照) / MCP(操作)、撮影、データ参照 / デバイス操作(REST API 向け)の 8 種類。1 つ以上の選択が必要です |
| MCP への接続 | MCP(参照) か MCP(操作) のスコープが必要です(CLI 向けの「コンポーネント参照」では接続できません) |
| MCP の組織単位の停止 | 「組織設定」→「API・MCP」の「MCP サーバー」で無効にできます(既定は有効)。無効中はスコープを持つトークンでも接続できません |
| 名前の長さ | 64 文字まで |
| 平文の表示 | 発行直後の 1 回だけ。閉じると再表示できないため、失くした場合は新しく発行し直します |
| 発行数の上限 | なし |
| 失効 | 同じ画面からいつでも失効できます。失効は即時に効きます |
ログインして許可した MCP の接続
Claude のカスタムコネクタなど、ThingsConnect にログインして許可した接続の扱いです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 接続の有効期間 | 最後に使ってから 30 日。使っている間はクライアントが自動で延長します。30 日使わなかった場合はログインし直します |
| アクセストークン | 1 時間ごとにクライアントが自動で更新します |
| 接続先の組織 | 登録した URL(/api/mcp/<組織 ID>)の組織。1 つの接続につき 1 組織 |
| 操作系のツール | オーナー・管理者のユーザーだけが使えます |
| 使えなくなる条件 | 組織から外れたとき、「組織設定」→「API・MCP」の「MCP サーバー」で無効にしたとき |