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title: センサの設定
description: センサの登録後の運用。現在値の確認、履歴保存の設定、つなぎ方と読み方の設定
createdAt: 2026-08-17
lastModified: 2026-10-11
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センサは「数値を継続的に出すデバイス」です。データは 2 経路に分かれます。

<Flow steps={['センサ', 'エッジPC', [{ via: '現在値', label: 'デバイス一覧・詳細', note: '5 秒ごとに更新' }, { via: '履歴', label: '分析 / ダッシュボード / クエリ', note: 'クラウドに保存' }]]} />

- **現在値**は 5 秒ごとに更新され、画面を開けばすぐ確認できます。履歴保存を切っていても表示され続けます。
- **履歴**はクラウドに蓄積され、後から集計・可視化できます。保存は**デバイスごとに ON / OFF** を切り替えられます。

登録手順は[デバイスの追加と管理](/docs/guides/devices)を参照してください。AI 推論デバイスもセンサと同じ仕組みで数値を出します（→ [AI 推論を使う](/docs/guides/inference)）。

:::warning[履歴の保持期間は 7 日です]
履歴は 7 日より古いものが毎日自動削除されます。長期保存が必要な場合は[クエリ](/docs/guides/queries)から CSV で書き出してください。
:::

## 現在値を確認する

デバイス詳細を開くと、上部に現在値が大きく表示されます。

| 表示 | 意味 |
| --- | --- |
| 数値 + 単位 | 直近の計測値。単位は metric_key の定義から表示されます |
| データ待ち | まだ値が届いていない。センサの接続やエッジPCの状態を確認してください |
| 最終更新 | 値が更新された日時 |

デバイス一覧の「状態」列にも、オンライン状況と併せて現在値が表示されます。複数センサをまとめて見たいときはこちらが便利です。

## 履歴の保存を設定する

デバイス詳細の設定パネルで 2 つの項目を変更できます。

| 設定 | 内容 |
| --- | --- |
| **時系列 DB へ保存する** | チェックを外すと履歴の蓄積を止めます。現在値の表示は続きます |
| **履歴送信間隔（ミリ秒）** | 履歴を送る間隔。例 `5000` = 5 秒ごと。未設定ならエッジPCの既定値（5,000 ミリ秒）を使います |

:::note
間隔を短くするほどデータ量が増えます。傾向の把握が目的なら 5〜60 秒程度で十分なことが多く、細かい変動を捉えたい工程監視では 1 秒未満を検討します。履歴保存をオフにすると間隔の入力欄も無効になります。

**この設定は履歴の送信間隔だけを変えます。** 現在値の更新は常に 5 秒ごとで、ここの値の影響を受けません。
:::

現在値だけ見られれば十分なセンサは、履歴保存をオフにしておくとデータ量を抑えられます。

:::note[クラウドが一時的に切れても履歴は欠けません]
エッジPCは取込先へ送れなかった計測値をローカルに退避し、通信が復旧すると 30 秒ごとに古い順に自動で再送します。回線断やクラウド側のメンテナンス中に計測した分も、復旧後に分析へ反映されます。退避できるのは**最大 10 万件**で、超えた分は古いものから破棄されます。
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## つなぎ方と読み方

センサは登録時に **読み方**（何を手がかりに値を取り出すか）と **つなぎ方**（エッジPC とどう繋ぐか）を選びます。**読み方は登録後に変えられません。** 何を測る値かは metric_key で決まるので、読み方は機器の出力に合わせて選びます。

| 読み方 | 対象 |
| --- | --- |
| **電文（電子天秤・シリアル出力の計測器）** | 数値を 1 行ずつ文字で流す機器。行から数値を取り出す形式を指定します |
| **Modbus 機器** | 産業機器で標準の Modbus。レジスタを指定して読みます |

| つなぎ方 | 入力する項目 |
| --- | --- |
| **ネットワーク（シリアルサーバー・LAN 対応機器）** | **接続先**に IP アドレスとポートを `tcp://192.168.1.50:9001` の形式で入力します。シリアル出力の機器はシリアルサーバーを介して繋ぎます |
| **シリアル直結（エッジPC の COM ポート・USB シリアル変換器）** | **シリアルポート**をエッジPC で検出したポートから選び、ボーレート・データビット・パリティ・ストップビットを機器に合わせます（既定 9600 / 8 / なし / 1） |

シリアルポートの一覧は、先にエッジPC を選ぶと表示されます。抜き差しした後は横のボタン（再検出）で読み直します。一覧に出ないときは **「パスを直接入力」** を選び、デバイスパスを入力します（抜き差しで番号が変わらない `/dev/serial/by-id/` を推奨）。

:::warning[シリアル直結はエッジPC を最新版にしてから使います]
ポートを選んだときに「エッジPC の実行ユーザがこのポートを開けません。エッジPC を最新版に更新してください」と出た場合は、エッジPC のソフトウェアが最新版に更新されるのを待ってから設定してください（更新はメンテナンス時間帯に自動で当たります → [更新](/docs/guides/edge-pcs#更新)）。
:::

アナログメーターはカメラで読むため、AI アプリから追加します（→ [アナログメーターを読み取る](#アナログメーターを読み取る)）。

## 電文の形式を選ぶ

電文は、機器が 1 行ずつ送ってくる文字列のデータです。読み方が電文のセンサは、その 1 行のどこを計測値として読むかの決まり（**電文の形式**）を登録時に 1 つ選びます。形式の選択肢は、何を測る機器か（重量・温度・湿度・圧力・電力・その他）でまとまっています。選ぶと、下に形式の説明・メーカー・対応する製品・**「送られてくる電文の例」**（計測値になる部分に色が付きます）・**「計測値になる値」**が出ます。機器の電文と見比べて選んでください。

形式に機器の出荷時の通信設定があるときは **「機器の出荷時の通信設定」** として表示されます。シリアル直結で入力中の通信設定がそれと違うと、出荷時の通信設定に合わせるボタン（例: **「2400bps・データ 7 ビット・パリティ 偶数・ストップ 1 ビット にする」**）が出て、押すと入力欄に反映されます。仕様書がある形式は **「仕様書を開く」** から確認できます。

用意している形式の一覧と、合う形式が無いときの登録方法は[電文の形式](/docs/guides/line-formats)を参照してください。

## Modbus 機器の読み取り設定

読み方が Modbus 機器のときは、機器のレジスタマップに合わせて次の項目を入力します。

| 設定 | 内容 |
| --- | --- |
| **プロトコル** | `Modbus TCP` / `RTU over TCP（シリアルサーバー経由）`。つなぎ方がシリアル直結のときは表示されず、Modbus RTU で読みます |
| **ユニット ID** | 0〜247 |
| **レジスタ種別** | `保持レジスタ (FC03)` / `入力レジスタ (FC04)` |
| **レジスタアドレス（0 始まり）** | 読み出す先頭レジスタ |
| **データ型** | `int16` / `uint16` / `int32` / `uint32` / `float32` |
| **語順（32bit 時）** | `big（AB）` / `little（BA）`。32bit のとき機器の仕様に合わせます |
| **スケール（生値 × scale）** | 工学値へ換算する係数。例: 生値が 0.1V 単位なら `0.1` |
| **オフセット（+ offset）** | 換算後に加算する値 |

:::warning[1 デバイス = 1 レジスタ = 1 値]
1 台の Modbus 機器から複数の測定項目（電圧・電流・電力など）を取りたい場合は、**測定項目ごとにデバイスを登録**します。接続先を同じにしてレジスタアドレスと metric_key だけを変える形になります。
:::

値が入らない・値が合わないときは、**レジスタアドレス・データ型・語順**の 3 つを機器の仕様書と突き合わせてください。語順が逆だと桁違いの値や負の値になります。スケールが違うだけなら値そのものは出るので、桁が合わないだけならスケールを見直します。

## 接続先と読み方を変える

デバイス詳細の **「接続先と読み方（電文）」**（Modbus 機器は「接続先と読み方（Modbus）」）で、つなぎ方・接続先・シリアルポート・電文の形式・Modbus の読み取り設定を登録後に変えられます。入力して **「保存」** をクリックするとエッジPC に反映されます。**「元に戻す」** で保存済みの値に戻ります。

エッジPC がセンサを開けない・読めないときは、この欄の上に **「エッジPC からのエラー: …」** として理由が出ます。

## アナログメーターを読み取る

アナログメーターは、**カメラで撮影した指針式メーターを数値として読み取る**センサです。AI アプリの[メーター読み取り](/docs/guides/ai-apps)から追加し、設定と現在値は AI アプリの詳細画面に出ます。通信機能を持たない既設の圧力計・温度計などを、配線もセンサ増設もなしにデータ化できます。読み取った値は他のセンサとまったく同じ扱いで、現在値と履歴の両方に流れます。

エッジPCが一定間隔でカメラを撮影し、画像から指針の向きを検出して、角度を計測値に変換します。

### キャリブレーションを調整する

AI アプリの詳細画面の「設定」タブにある **「メーター読み取りのキャリブレーション」** で、読み取りの基準を調整します。

| 設定 | 内容 |
| --- | --- |
| **最小値のときの角度 / 最大値のときの角度** | 指針が振れる両端の角度。右向きが 0 度、反時計回りが正 |
| **最小値 / 最大値** | 上の角度に対応する計測値。メーターの目盛りの端の数字を入れます |
| **ROI X / Y / W / H** | メーターを切り出す範囲（画像全体に対する 0〜1 の割合）。空欄なら画像全体 |

値を変えて **「保存」** をクリックすると、エッジPC側の読み取りに反映されます。

:::tip[「直近の指針角度」を手掛かりにする]
パネル上部に、エッジPCが最後に検出した**指針の角度**が表示されます。メーターの実際の指示値が分かっている状態でこの角度を見れば、両端の角度を機械的に決められます。例えば「指針が 0 を指しているときに 224.8 度」と出ていれば、最小値のときの角度は `225` で合っています。

**この角度は現在値だけで、履歴には残りません。** 履歴に残るのは計測値だけなので、「あの時刻に何度だったか」は後から遡れません。角度はキャリブレーションを合わせるときにその場で見るものと考えてください。
:::

### 読み取り間隔

撮影間隔は、他のセンサと同じ **「履歴送信間隔（ミリ秒）」** で指定します。ゲージではこの間隔が撮影そのものの間隔も兼ねます。

- **下限は 5000 ミリ秒（5 秒）** です。それより短く設定しても 5 秒間隔で動作します。
- 圧力計・温度計のような緩やかに変化する計器では、**30000 ミリ秒（30 秒）程度**が目安です。

:::warning[カメラはメーターの正面に据えてください]
**斜めから撮ると指針を正しく読み取れません**。検証では 10 度傾いただけで値が大きく外れました。しかもこのとき**エラーにはならず、もっともらしい値がそのまま表示されます**。画面の値だけを見ていても異常に気づけないため、カメラはメーターの正面（傾き 10 度以内）に固定してください。

一方、多少の照明のムラ・カバーへの映り込み・ピンぼけ・画像のざらつきでは値が変わらないことを確認しています。つまり、値がおかしいときにまず疑うのは明るさではなく**カメラの角度**です。

設置直後は必ず、実際のメーターの指示値と画面の値を見比べて確認してください。
:::

## 蓄積したデータを見る

デバイス詳細の **「履歴を分析で見る →」** から分析画面へ移動できます。用途に応じて 3 つの見方があります。

| 目的 | 使う機能 |
| --- | --- |
| 指標を選んでセンサ間を素早く比較したい | [分析](/docs/guides/analytics) |
| よく見る指標を並べた常設画面がほしい | [ダッシュボード](/docs/guides/dashboards) |
| 自由に集計して CSV に落としたい | [クエリ（SQL）](/docs/guides/queries) |

## データが表示されないときは

1. **デバイスがオンラインか**を一覧の「状態」列で確認します。

2. **現在値が更新されているか**をデバイス詳細で確認します。ここが `データ待ち` なら、センサ本体・接続先設定・エッジPC側の問題です。

3. **履歴保存が ON か**を確認します。オフの場合、現在値は見えても分析にはデータが出ません。

4. **7 日以内のデータか**を確認します。それより古いデータは自動削除されています。

詳しい切り分けは[トラブルシューティング](/docs/operations/troubleshooting)を参照してください。