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title: システム構成
description: クラウドとエッジPCの役割分担、設定と映像・データの流れ、用語の定義
createdAt: 2026-08-19
lastModified: 2026-10-11
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ThingsConnect は「**クラウド**（ThingsConnect 本体）」と「**現場に置くエッジPC**」の 2 層でできています。このページでは、運用中に迷わないよう**どこで何が起きているか**を先に押さえます。操作手順は[使い方ガイド](/docs/guides)を参照してください。

## 全体像

<SystemOverview />

役割分担は「**映像処理と AI 推論はエッジPC で完結、設定と可視化はクラウド**」です。映像そのものをクラウドへ常時送らないため、回線とプライバシーの負担を抑えられます。

クラウドは AWS 上で当社が運用します。エッジPC には、セットアップのコマンドが AWS IoT Greengrass と ThingsConnect のソフトウェアを導入します。

## 覚えておく 3 つのポイント

運用で起きる「思ったとおりに動かない」の大半は、この 3 つのどれかで説明がつきます。

### 1. 設定はクラウドに保存され、エッジPC が反映する

画面や MCP での操作（録画 ON、ライブ映像の有効化、閾値の変更など）は、まずクラウドに保存されます。エッジPC はそれを受け取って反映し、反映した状態をクラウドへ返します。画面は「保存した設定」と「エッジPC の実際の状態」の両方を見て表示しています。

<Flow steps={[{ label: 'ダッシュボード / MCP / API', note: '設定を変更' }, { label: 'クラウド', note: '設定を保存', accent: true }, { label: 'エッジPC', note: '反映して状態を返す' }]} />

このため、次のような挙動になります。

- バッジが `開始中...` `停止中...` と出るのは、設定とエッジPC の実際の状態が一致するまでの**過渡状態**です。
- **エッジPC がオフラインでも設定は失われません。** 復帰時に最新の設定を受け取って反映します。
- 逆に言えば、**エッジPC がオフラインの間は反映されません**。反映されないときはまずエッジPC の接続状態を確認します。

### 2. 映像・録画・写真はブラウザがエッジPC から直接受け取る

ライブ映像・録画・写真は、**ブラウザがエッジPC の Base URL から直接受け取ります。** クラウドは視聴に使う**有効期限つきの URL** を発行するだけで、映像そのものはクラウドを通りません。Gateway シークレットはブラウザに渡りません。

管理画面から登録したエッジPC の Base URL は、当社の中継サーバーの URL になります。エッジPC から中継サーバーへ外向きに接続しておくので、拠点のファイアウォールでポートを開けなくても社外から視聴できます。

| 機能                                 | 経路                           |
| ------------------------------------ | ------------------------------ |
| ライブ映像・録画の再生と書き出し・写真 | ブラウザ → Base URL → エッジPC |
| 設定の変更・状態の表示・計測値       | ブラウザ → クラウド → エッジPC |

:::warning
**設定や計測値は見えるのに映像・録画・写真だけ出ない場合は、ほぼ確実に Base URL への到達性の問題です。** Base URL は外部から届く HTTPS URL である必要があります。管理画面から登録したエッジPC は自動でそうなります。手入力する場合も、LAN 内のアドレスは設定できません。
:::

### 3. 計測値は現在値と履歴で扱いが分かれる

センサと AI 推論の値は、**現在値**と**履歴**で別々に扱います。

<Flow steps={['センサ / AI 推論', 'エッジPC', [{ via: '現在値', label: 'デバイス一覧・詳細', note: '5 秒ごとに更新' }, { via: '履歴', label: '分析 / ダッシュボード / クエリ', note: 'クラウドに 7 日間保存' }]]} />

- **現在値**は、履歴の保存を切っていても表示され続けます。
- **履歴**はデバイスごとに ON / OFF を切り替えられ、既定は ON です。
- 履歴の保持期間は **7 日**で、それより古いものは毎日自動削除されます。
- クラウドへ送れなかった計測値はエッジPC 内に退避され、**通信が復旧すると古い順に自動で再送**されます。

## 用語

| 用語                     | 意味                                                                                                                                                  |
| ------------------------ | ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| **エッジPC**             | 現場に設置した ThingsConnect 稼働機。多くの構成では「拠点」と 1 対 1 で対応します                                                                     |
| **EDGE ID**              | エッジPC を識別する ID。登録時に自動で決まります                                                                                                     |
| **Base URL**             | エッジPC Gateway の URL。ライブ映像・静止画・録画の取得元です。例 `https://edge-01.example.com`                                                       |
| **Gateway シークレット** | エッジPC登録時にクラウドが発行する共有秘密。エッジPCからの計測値取込と、クラウドからエッジPC Gateway への接続を認証します。**ブラウザには渡りません** |
| **デバイス**             | エッジPCにぶら下がる機器。**カメラ** / **センサ** / **AI 推論** の 3 種別があります                                                                   |
| **デバイス ID**          | `<EDGE ID>__<UUID>` 形式。どのエッジPCの機器かが ID だけで判別できます                                                                                |
| **metric_key**           | 計測値の「器」となるキー（`weight`・`temperature`・`object_count` など）。分析・クエリはこのキー単位で行います                                        |
| **組織（テナント）**     | 利用者の単位。デバイス・ダッシュボード・保存クエリは組織内で共有されます                                                                              |

## エッジPC が担うこと

エッジPC の役割は次のとおりです。**利用者が設定ファイルを直接編集する運用はありません。**

| 役割                      | 内容                                                                           |
| ------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------ |
| **映像の取り込み**        | カメラの映像を受け取り、視聴・録画・AI 推論の各用途へ配ります                  |
| **常時録画（NVR）と再生** | 映像を再エンコードせずディスクへ保存し、時刻を指定した再生・書き出しに応えます |
| **配信・撮影**            | ライブ映像、外部配信（RTMP）、静止画を生成します                               |
| **AI 推論**               | AI 推論デバイスのモデル（ONNX）を CPU で実行します。GPU は不要です             |
| **センサの読み取り**      | 電文 / Modbus でセンサから値を読みます（TCP またはシリアル直結）               |
| **Gateway**               | 映像・静止画・録画をクラウドとブラウザへ返す HTTP サーバ（ポート 3001）        |

**1 台のカメラを視聴・録画・AI 推論に同時に使っても、カメラから受け取る映像は 1 本です。** 録画は再エンコードせずに保存するため、録画自体は CPU をほとんど使いません。

データの保存先はエッジPC 本体のほか、**増設ディスクや NAS のマウント先**を指定できます（エッジPC ごとに 1 つ）。常時録画は書き込み量が大きいため、本体 SSD の消耗を避けたい場合に使います。エッジPC は書き込めることを確認してから録画を始めます（確認できないときは本体に切り替えず録画を止めます）。→ [録画（NVR）と再生](/docs/guides/recording#データの保存先を変える)

**録画はクラウドへ送りません。** 残したい区間はエッジPC の中で自動削除から**保護**します（手動・AI エージェント）。機体の外に残すのはダウンロードか、お客様のストレージへ同期する独自コンポーネントです。→ [録画を保護する](/docs/guides/recording#録画を保護する)

## 認証とテナント隔離

| 入口                                   | 認証                                             | 範囲                               |
| -------------------------------------- | ------------------------------------------------ | ---------------------------------- |
| ダッシュボード                         | サインイン（セッション Cookie）                  | サインインしたユーザーの組織       |
| MCP / REST API（`/api/v1`）            | 組織単位のトークン（Bearer）                     | トークンが紐づく組織               |
| 計測値・イベントの取込                 | エッジPCの Gateway シークレット（Bearer）        | シークレットが紐づく組織とエッジPC |
| エッジPC Gateway（映像・静止画・録画） | Gateway シークレット（Bearer）または署名付き URL | そのエッジPC                       |

どの入口から入っても、参照・操作できるのは**認証情報から解決した組織の中だけ**です。任意 SQL（[クエリ](/docs/guides/queries)）も同じで、SQL をどう書いても他の組織の行は返りません。

## 次に読む

- 実際に動かす手順 → [クイックスタート](/docs/quickstart)
- 画面の操作方法 → [使い方ガイド](/docs/guides)
- 上限値・既定値の一覧 → [制限値と既定値](/docs/reference/limits)
